2009年3月30日月曜日

いまる 19歳になっていたなんて。

キューッというブレーキの効果音の後に曲が始まる。
"Baby, Get on my Cadillac."
"Oh,No,I Wanna Dance My CHA CHA"
♪街で噂の辛口セクシーギャル
  甘い誘い はねつけるスパイシー・ギャル~♪
続きはこちらをどうぞ~ 

この特徴的な歌は俺たちの世代であれば皆が知っているんじゃないか。
そう、石井明美が歌った『CHAーCHAーCHA』である。
この曲は、1986年夏に放映されていた大ヒットドラマの『男女7人夏物語り』の主題歌であり、花の金曜日なのにこの曲が始まる迄には帰ろうとする人々で首都圏の鉄道は大混雑したとか、飲食店の売り上げがガタ減りしたとか、部屋で過ごすカップルが増えたので翌年は出生率が上がったとか。
初回のシーン(確か定食屋で合い席になる所)
まあ、出生率は云々は冗談だが、金曜日の街中は明らかに人が少なくなった程、この番組は当時の20代~30代には評判が良かった。
当時、新進女優No1の大竹しのぶと好感度No1タレントの明石さんまが主演するということで、初回から高視聴率をマーク。
大竹しのぶの天然ボケ的な持ち味を生かした、2人の漫才みたいな掛け合いシーンが楽しいコメディタッチの恋物語であった。
パジャマ姿で出歩くお茶目な桃子役の大竹しのぶ(タイ人みたいや~)
が、このドラマで大竹しのぶの演技力は凄いと思ったものだ。
コミカルな場面なら明るく笑い、シリアスな場面なら涙し、愛情を告白する場面では少女のようなかわいい表情とまったく違った顔を使い分けしてしまう。
桃子にキスをしようとする今井役のさんま、
が、後ろの浮浪者に邪魔されて叶わず
こういうロマンチックなシーンでもそのまますんなりとにはいかず、かならずボケが入るのだが、それがこの次の印象的シーンの導入部で、ここでの大竹しのぶがすごくかわいい表情で感動したものだ。
桃子「とうとうキス出来なかったね」 
今井「ああ、ほな帰るわ」
2人はしぶしぶといった感じで離れていく。
が、突然今井はさりげない口調で
「おい、ウチきいへんか」
驚く桃子は
「いや・・・・」
と、
ああ、まあそうだよなって感じで今井は
「そうか、ほいじゃ」
と言って去ろうとする。
と、桃子は
「おい、ウチきへんか」

この時の大竹しのぶの顔、今でも忘れられないくらい強烈な印象として俺の中に残っている。
別人のようにかわいいのだ。
(まあ、女は皆女優というけどね、結婚した男は皆実感しているわな、笑。)

その後の、沢山製作されたトレンディドラマと云われる最初の番組だった。
何であのドラマにあんなに夢中だったのか今では思い出せないのだが、俺は当時主人公達と年が近く、同じサラリーマンとして少し設定が似ていたり、また恋人がおらずドラマのような恋に憬れていたのかもしれない。

ご存知の通り、その後大竹しのぶとさんま紆余曲折を経て結婚する。
2人の間には1人の女の子が生まれるのだが、数年で結婚生活は破綻。
やっぱり夏の恋物語りは続かないっていう証明になってしまった。はは。

で、前振りが長いのだが(えっ、これ前振りだったの~、笑)その2人の間の子供である「いまる」が芸能界デビューした。
さんま&しのぶの長女芸能界デビュー 

(”いまる”という名前は『今を生きる』ってことかららしい)
ということらしいのだが、このニュースを聞いて「男女7人夏物語」をつい思いましてしまったというわけ。

あの頃はバルブに入っていこうとする時代。
給料も年々上昇し、生活が格段に豊かになり、エアコンや自家用車が家庭に普及し、庶民が割りと気軽に海外旅行へいけるようにもなった。
ドラマを見返すと、もう銀座のマリオンはあるし、隅田川沿いには高層マンションが何棟も建っている。
浅草の清洲橋も今と変らずだ。
もうあれから20年以上経ってしまったなんて信じられないような気がする。

あれから大きく変化したことって何だろう。
携帯電話やインターネットが一般に普及したことくらいじゃないだろうか。
でも、20年前だってそんなもの無くてもちゃんと仕事は廻っていたし、人々は連絡を取り合えてもいた。
逆に、何処でも何時でも誰とでもアクセス出来ることで個人の孤立化が進み、現実社会と積極的に関わりを持とうとしない人が増えてしまったようにも感じる。

日本は好不景気はあっても比較的平和に変化が少ない時代を経てきた。
その為、芸能界でも2世タレントが増え、それは芸能界だけではなく、国会議員であったり、親の職業を継ぐ子供が増えたりと、社会のダイナミズムが失われているように思う。
日本国民全体が引きこもりのような社会になりつつあるのではないだろうか。

で、いつものように支離滅裂方向だな。
何て纏めよう、笑。

23年前の大竹しのぶはめっちゃかわいかった。
俺の中ではその印象が強く残っている。
でも、今の大竹しのぶは?
俺は?
過去を懐かしむ。
解雇(おっとアソウっちゃった)回顧趣味はジジイになった証拠だな。

そう、今を生きよう
う~、でもトラジになりた~い。(笑) 

タイ料理 プイ@東京メトロ東西線 木場駅

タイ現地でも、カオマンガイ(ข้าว มัน ไก่ 米・丸い・鶏)の旨い店は、まず専門店である。
当然、あれもこれもある日本のタイ料理店で旨いカオマンガイに出会える確立は低い。
また、タイ現地ではカオマンガイ用に育てられている鶏の品種があるとかで、この仕入れが出来る店かどうかでも差が出てくるらしい。(まあ、連れ合いが言ってることだから、確証はないけどね)


ところが1年半程前、愛読している エスニカンさんのブログ で木場にカオマンガイ専門店が出来たことを知った。
これは行かねばと思いつつ、まったく用事のない方面なのでなかなか行けずにいた。
そんなある日の午後、突然思いたってケップ氏にメールすると「いぐいぐ、すぐ行く」みたいな返信。
持つべきものは暇な友人である。笑。


そこで、満を持してディナー営業開始の18時に訪れた次第。
店に着くと、まだ明かりが灯ってないような状態であったが、入れてもらえた。
噂通り、奥さんの対応はやさしい。
まずはビヤチャーンで乾杯してからツマミを数点注文。

ヤムムーヤーン(豚肉のサラダ) 1,280円
ヤムムーヤーンはコー・ムー・ヤーン(喉・豚・焼き)のヤム(混ぜる)。
これ、サラダと訳してあるだけあって、生野菜もたっぷり。タイ現地では葉物野菜は高価なのであまり入っておらず、サラダというのは間違っているんじゃないかと思うが、ここのはまさにサラダ。
ちいさい粒粒が解るだろうか?
カオクアというもち米を煎ったものがトッピングされており、これがまたいい感じの食感。
高級タイ料理店に匹敵する旨さに俺もケップ氏もビールが進む進む。
パネーンムー(豚肉の辛口ココナッツソース炒め) 1,180円
次に出てきたのは、見た目はちょっとなんだが、甘辛でなんとも言えない旨さの一品。
あまり辛くないので思ったより食べやすい。
ビールも2本飲むと腹に貯まるので、ここでメコンに切り替え。
まあ、2人だしと小さいボトル(¥2,000)を注文。
イワシのトムセーブ(イワシのトマト煮) 1,280円
スープもってことで、トムヤムじゃぁつまらないからトム・セープ(煮る・旨い)を。
しかし、これ失敗かな~。
旨いんだけど、タイ料理っていう感じしないんだよね。
トマト味が強くて~、イタリアン?みたいな。
ま、完食はしたんだけど。
カオマンガイ 1,100円
最後にお待ちかねのカオマンガイ。
写真撮る前に少し食べてしまったので、あまり綺麗じゃないけど~。
ご飯の色がかなり茶色いのが写真で解るだろうか?
スープが染み込んでいるのだが、見た目通りで、味も濃く少し脂っぽい。
タイ現地のものはもう少し薄い色で、かつご飯には殆ど味がないのが普通だ。
また、タレもニンニクや唐辛子も入っておらず、カオマンガイはタレが命!って思っている俺にとってはちょっと期待はずれ。
(これは言えば入れてくれるみたいだが、後述の理由でいい難かった)
明らかにタイデフォルトではなく、プイオリジナルというか日本人仕様のカオマンガイと言っていいだろう。
鶏肉に関しても、やはり仕込みから時間が経ってると思わせる、幾分水分が少なくなった感じの食感。
おそらくはランチ時間に食べていれば、感想は違ったものになっただろうと思うのだが・・・・。
厨房の中のご主人と奥さん(フェイクの鶏が微妙・・・)
この日は、俺たちが入ってからすぐに満席に近い状態に。
時折、小雨が降るような天候なのに、ここまで入っているのは人気店の証だろう。
そのせいか、2人共すごく忙しそうにしている。
しかし、もっとも気になったのは、俺たちが居る間中、ご主人が一言も喋らなかったことだ。
奥さんも心なしか影があるような・・・・・・。
夫婦喧嘩でもしたんじゃネ、と勘繰ってしまうくらいで、どうなんだろうか、あれがデフォな感じなのだろうか。
それとも疲れているのか?
ま、そういうことでちょっと細かいことは頼み難かったりしたのであった。

メコンのボトルが空いてしまい、さてもう少し飲みたいねと話していたら「すいません、9時で終わりなんです~」と奥さん。
へっ、ウソ~。
ということで、夜は3時間しか営業しないので、くれぐれも飲んだくれないように。笑。

結局、飲み足りないオヤジーズはその後御徒町まで行き、終電まで飲んだとさ。
これじゃぁ、痩せる訳ネエよな。はは。


参照:食べログでのプイのページ   

2009年3月28日土曜日

てぽ丼2

北朝鮮が”人工衛星”を打ち上げるそうだ。

それに対して日本はアメリカと協力してミサイル防衛(MD)システムを活用して宇宙空間で撃墜するんだとか。
なんかB級SF映画みたいな話なんだが、本当に当たるんだろうか。
っていうか、俺、21世紀は宇宙ステーションがあって月の基地でモノリスが発見されて・・・みたく思っていたんだけどなぁ。
ですよね、アーサーCクラークさん(笑)

北朝鮮に一番影響力があると思われる中国は「北朝鮮には発射を自粛するよう求める」なんて声明を出しているが、裏で北朝鮮に実験を強行するよう仕向けているのは中国自身ではないだろうか。
今の北朝鮮が単独で弾道ミサイルを完成させることが出来るとは思えない。
中国の影のバックアップがなければ無理じゃないだろうか。
当然、今回の実験も中国の承認の元に進んでいるとみて間違いないだろう。(陰謀史観です、はい)

では、何故中国がバックアップするかということなのだが、直接の理由はMDシステムがどう運用され実戦でどの程度の実力があるか検証し、アンチMDシステムを考案する手立てにするつもりだろう。
もちろん日本政府筋側もアメリカもそんなことは承知の上だろう。
彼らにとっても、実戦でどのくらい役に立つかの実証になるのだから、どうぞ打って下さいってなものだろう。
めでたくお互いの思案が一致しているのだから、これは粛々?と進むに違いない。

さて、誰が一番得するのか?

やっぱりアメリカなんだろうと思う。
当たれば、どうだいいシステムだろう、と日本やヨーロッパ諸国・イスラエル等に売りつける。
失敗すればしたで、新たなシステム開発するからと金を出させるみたいな。

不謹慎だが、この際日本の国土に落っこちるっていうのが一番いいんじゃないだろうか。
破片が落っこちてきただけでも、そりゃ上を下への大騒ぎになるだろう。
それによって、やっと国防という事に関して世界情勢に即した論議が出来るようになるんだと思う。
ま、非武装宣言とか無防備都市とか福島女史とか言っている方々は速やかに消えるだろうね(笑)

ただ、相手が核武装しているからといって日本が核武装するというのは反対だ。
どうせ使えない兵器だし、もし使えば日本民族は滅ぶだろう。
日本という小さい国土の国が考える国防というのは、冷戦時代とは違った新たな枠組みを構築することだと思っているからね。

2009年3月27日金曜日

ヤム塩辛

出かけるのも面倒なので、夕食はあり合せのもので済ますことにした。
まず、タイ産日本米を炊く。
これは俺の役目になっている。
連れは、タイ米なら洗米要らないし、水を入れたら直ぐにスイッチを入れられるので、日本米のセットは面倒だと言ってやらないからだ。
おかずは日本から持ってきたイカの塩辛。
連れはこれに刻んだニンニクとプリッキーヌー(小さい青唐辛子)、マナーオ汁を入れてざっくり混ぜ合わせた『ヤム塩辛』が大好きである。
連れがつくったものは見ての通り、ニンニクとプリッキーヌーが多すぎ。
かなり辛い。
でも、これビールともよく合うのでビールが進む進む。はは。
俺的にはレモングラスとナンプラーも入れたほうが旨いと思うのだが、連れはこのほうが旨いと言って入れない。
もし作りたい方がいれば、ニンニクとプリッキーヌーは写真の半分くらいの量でいいと思う。
あとバイマックルー(コブみかんの葉)なんかもいれると匂いもよくなってさらに美味。

俺たちがチープな夕食を食べていると、なにやら外がうるさい。
普段は公園のようになっている広場で結婚披露宴が行われていた。
すごい人である。
300人くらいの席があるんじゃないだろうか。
ステージにはどまわりの歌手も来ていて、ルークトゥンやプアチーウット系の歌を歌っている。

「ねえねえ、ワタシ達もああいう結婚式したいねぇ」

「えっ、結婚式したいの?」 

俺は冗談で言ってるのかと思いおどけた返事をした。

「したいわよ!、あなたワタシのウエディング姿見たくないのかー」

マジなお言葉なようである。
しかし、俺には応えてやることは出来ない。

「見たくない!」

冗談でごまかそうと思ったのだが

「わかた、他の男とする。」 

連れは、フンッと言って横を向いて拗ねてしまい、黙り込んでしまった。

”ごめん。”
俺は心の中で謝ることしか出来なかった。
連れも承知しているハズだが、やっぱり女だからな。
俺は、早く結婚披露宴が終わらないかと思いながら、もはや暖かくなってしまった苦いビールを飲み込んだ。

2009年3月24日火曜日

天津甘栗の屋台@コカスキサイアム店前

コカスキ、サイアムスクエア店前の歩道には何種類かの屋台が出ている。
その中に焼き栗の屋台があるんだが、ここは珍しく手で煎っている。
天津甘栗 1kg 100B

だからなのか、試食させてもらうと普通に機械で煎ってある栗と味がまったく違う。
ほくほくしていて甘くて旨いのである。
皮も割合綺麗に剥がれる。
また、冷めても十分旨い。
ここはマジお奨めだ。

2009年3月23日月曜日

コカスキ@サイアムスクエア支店

先月ルミネエスト新宿8Fに新しいコカがオープンしたとか。
いや~、めでたい!
もっとも日本のコカではタイスキは食べたことがないのだが・・・・。

さて、今日はそういうことで?バンコクにある本家のコカを紹介。
(日本のコカは日本人経営だからね)
バンコクには5店舗程あるのだが、一番美味しいのはスリウォン店らしい。
でも、この付近は恒常的渋滞だし、BTSの駅からだと少し歩くので行くのが面倒だ。
その点、サイアムスクエア店は駅から近いし、店の雰囲気や味もいいのでここに行くことが多い。
行きかたはBTSサイアム駅6番出口のアンリデュナン通り手前を降りてまっすぐ、徒歩1分である。
ここは、同じ業態のMK等に較べれば若干価格帯が高い為か客層が違う。
日本人もけっこう来ている。
もちろんMKみたいに店員が踊ったりするようなことはない(笑)ので、落ち着いて食事が出来る。
今回は家族連れで来た、というのは冗談で連れの友人とサイアムパラゴンに来たついでに訪れた。
もう2時を過ぎていたが、俺はビール。女性陣は紹興酒を注文。
日本人が多いのかメニューは日本語併記であるので、注文もしやすい。
初心者ならセットメニューを取り敢えず頼むのが無難だろう。
今日は鍋奉行の連れが居るので彼女がアラカルトでバンバン頼む。
コカの牛肉はかなり高いが豚肉や野菜、シーフード等はMKとそんなに変わらない。
その割りに素材の鮮度が良い。
上写真の右下の皿は、ルークチンムー(豚肉のつみれ)とプラームックヤッサイ(イカに魚のつみれを入れたもの)だが、鮮度の良い物を手作りしているので味がまったく違う。
6種類あるスープの中から、魚系とトムヤムのハーフ&ハーフを注文。
タイスキという料理は、この鍋にネタをどかどか入れて茹でるだけである。
野菜や肉に火が通ったら、コカ特製の赤いタレにつけて食べるのだが、タレには前もってニンニクとプリック(青唐辛子)の刻んだものを混ぜておく。
俺はどちらもたっぷり入れる。
かな~り口が臭くなっていると思うがこのほうが辛くて旨い。
俺的にはスープの出汁もタレの味もコカが一番旨いと思う。

一品料理も程々の価格なのだが旨い。
ペットヤーン(グ) クォーターサイズ 138B

つまにみ取ったペットヤーン(グ)(あひるの照り焼き)は柔らかくて肉の味もよく、女性陣にあっという間とられて無くなってしまった。
カーオパットコカ(コカ炒飯) 98B

タイスキの最後は、ネタの出汁でおいしくなったスープにご飯を入れておじやか、バーミー麺(ラーメンに近い麺、うどんもある)を入れて食べるのがお奨めなおだが、女性陣はもうお腹一杯ということで、俺はカーオパットを注文。
これ、上にのっている焼き豚がめちゃ旨い。

こんな感じで食べて食べて食べて(笑)飲んで、お会計は2200B(約6000円弱)。
日本なら大人4人でいけば1人分にも足りない値段じゃないかと思う。
俺が日本でタイスキを食べない理由はひとえにこの価格差なのだ。(別名ケチともいう)
もっとも、タイに於いてこのような場面では、当然俺が全額出す羽目になるわけだから、結局日本で食べても同じかぁ。はは。

2009年3月22日日曜日

世華(シーファー)@セントラルワールド支店

この店の「カーオ・オップ・タオフー・ムーディーン(ご飯・蒸す・豆腐・焼き豚)」が好きだ。
カーオ・オップ・タオフー・ムーディーン 70B
中華料理っぽい味で、日本人には食べやすい。
以前、某お風呂屋の隠しメニューで食べたものも美味しかった。(ね、ケップさん♪)
でも、この料理を出す店は少ないので、濃い味が好きなタイ人には向かないかもしれない。
連れも「ふんッ」といって食べないし。(笑)

ゲーン・キヨ・ワーン・ヌア(牛肉のグリーンカレー) 120B

柔らかく煮込んだ牛肉たっぷりのグリーンカレー。
普通に美味しいタイ料理だが、レストランにしてはリーズナブルな値段。
ポピア・ソット 50B

ちょっと甘目のタレだが結構イケる。
すぐ出てくるのでつまみにいい。
18店舗程あるみたいだが、日本人の誰もが行きやすいのはセントラルワールド店だろう。
6階で紀伊国屋の隣辺りに位置している。
ちなみに午後2時過ぎてもビール可(保障の限りではないが)であった。

2009年3月21日土曜日

チェンライの女性国会議員

20日には与党の女性議員が野党の女性議員に「原稿を読むだけで頭を使ってない」と発言、野党側が発言の撤回を求め、審議が中断した。
上記記事の部分、タイではTV中継されていた。
で、件の野党の女性議員、これが若いうえに気品が漂う美人なんである。
ちなみに与党の女性議員はありがちなオバサン議員である。
一見おとなしそうな彼女であるが、与党の女性議員による中傷めいた発言に対して、彼女はガツンと反論したのだ。


『私は、あなた方の党首であるアピシット首相と同じ大学を出たのよ。私が頭を使ってないというならアピシット首相も原稿を見て発言しているんだから、同じように頭を使ってないということね』
(注:連れが訳したものを俺がさらに意訳している)


いや~、美人が言うとかっこいいネ~♪


TVではその後、彼女の簡単な生い立ちを流していた。
幼少のかわいい頃から、地元の高校?からオックスフォード大学を卒業した頃までを写真で紹介。
そして、帰国してからの映像は日本のTV番組で紹介されたらしい様子が流されさらにビックリ。
有名人だったみたいだね。


幼少の頃、かわいい女の子って大抵大人になると微妙な感じになるんだが、彼女は例外だ。
やっぱりなんだかんだいっても美人は絵になる。
それに頭も切れるときた。


最後に経歴の紹介部分に年齢が出てきたのだが、若干27歳であった。
いやはや、連れと同じ年である。
ますます応援したくなった。


「おい、彼女なんて名前なんだい」 連れに聞いてみた。


「なん!ワタシ知らない!」 うっ、地雷踏んだみたいだぞ。


「アナターっ!彼女好きカー? かわいい? でしょ! チャイマイ? そうだネー、このジャオチュー、ニサイ・ナー」 


うわっ、痛って~、腕つねるなよー。涙。






ということで、教訓です。


【たとえTVの中の人物であっても、それが美人ならフェーンの前で称えるのは厳禁である】









2009年3月20日金曜日

もだん和食『大和Dining』@ラチャダーソイ8

ここ、なんでも東アジア一大きい和食レストランだとか。
しかし、立地しているこのソイはちょっと微妙である。
お店の隣は知ってる人は知っている『MOMO』(まだ、営業継続出来ているみたい)だし、ソイの奥にはゲイ専用のディスコ群があり、
突き当たりを右に曲がるとご存知『ハリウッドダンスフィーバー』等のディスコやパブが多数あるエリア。
深夜はかな~り不健全な場所である。
まあ、昼間まったくそんな気配を感じさせない(というか逆に寂れているようにすら感じる場所だけど)ので、家族連れで訪れても問題はないけどね。


訪問は12時過ぎであったが、広~い店内には数組の客しかしない。
フリーペーパーで盛んに宣伝しているんだが、どうも客入りは今一のようである。近くにある「エスプラネード」の日本食レストランが賑わっているのとは対照的だ。


さて肝心の料理であるが、ランチはかなりお得なセットが多数ある。
鶏照り焼き丼セット。118B


これ、鶏肉大好き人間の俺の注文。(けっして安いからと言った理由ではナイ)
鶏の照り焼き丼に天ぷらと味噌汁、漬物でこの値段。
量は少ないがお得感はかなりのもの。
が、少し待たされて運ばれてきたセットは写真の通り”もだん”な皿の配置である。
まあ、タイだしね~。(それを言っちゃおしまいだけどね)

メインの鶏照り焼き丼は、前日の残りものかと思われるレベルの鶏胸肉の照り焼き切り身3個が乗っかたもの。
味はタイ人が経営している日本食って感じ。
対して天ぷらは海老とカボチャ・紫蘇の葉と定番ネタながら、タイの日本食屋にしては上々の揚げ具合で旨い
味噌汁は、普通。
漬物は、まあオマケですからって感じ。
サバステーキセット 199B


こちらはタイ人の連れが頼んだもの。
タイ人、サバのステーキ(というかこれ照り焼きだよね)が結構好きみたいだね。
こっちらもちょっと”もだん”な配置(笑)
かなり大きい身の照り焼き。甘い味付けは少し違和感があるが美味しい
天ぷらは同じものだが、こちらには豚肉じゃがのポーションが付く。
この値段なら文句ないレベルだろう。
マグロ三昧丼 149B(3月いっぱいの期間限定価格)
鶏照り焼き丼だけでは物足りない俺は、マグロ三昧丼を追加。
見ての通り本マグロ(?)っぽい中トロで激旨い
マグロはツナ缶しか食べないという連れも、こんなに美味しいマグロは初めて食べたと喜んでいた。
これ、本来なら200B(正確な値段は忘れた)程の値付け品なのだが、その値段でも十分満足できるレベルである。



場:soi8 Ratchadapisek Rd.
電:0-2245-0862~2
時:11:00~翌3:00
HP:
http://www.thaiyamato.com/


夜は午前3時までの営業なのだが、単品価格帯はタニヤにある居酒屋並み、若しくはそれ以上である。
当然、ここのソイにくるような地元タイ人客が気軽に入れる値段ではない。
一番狙っていると思う在住日本人(それも駐在やロングステイヤーなのだろうが)が、深夜こんな場所にわざわざ来るのだろうか。
接待で使うにも、こんな皿の出し方をするようでは難しいし、何よりこの場所に案内すること自体が微妙ではないだろうか。
料理自体の出来や内装等は悪くないと思うのだが、いかんせんこの立地といきなり大きな店舗造ったのは、マーケティングを間違えたとしか思えない。
まあ、余計なお節介ではあるのだが、ここは俺の滞在先に近く、たまに和食って時に重宝だなぁと思ってもいるのであるけど、果たしていかに・・・・。