2009年6月27日土曜日

児童ポルノ禁止改正案


『児童ポルノ』
実在する(又は実在した)児童の性的な写真や、児童を連想する事ができるキャラクターの性的描写を含む創作物

っちゅうことらしい。
では児童とは何才迄ということなんだが、日本の法律では18歳未満だということになっている。
ここで法律上大きな矛盾が生じる。
女性は16歳以上で結婚出来ることになっている。
結婚出来るっちゅうことは、女性は子供を生むことに対して問題ないですよって事ですな。
子供を生むっちゅうことは、マリア様以外はアレをこうしてこうやってっちゅう具合にしないとならない訳で、写真よりよっぽどエロのような気がするのは俺だけか?

で、夫婦というか恋人同士でもいいんだが、そういう濃密な時間を共有している場面の記録を残したいと思うのは、おかしいことではないだろう。
が、今回の改正案では、それは児童ポルノになってしまうそうです。
2009年6月26日の法務委員会において『葉梨 康弘』自民党代議士の答弁要旨
○(ジャニースという固有名詞は出なかったが)18歳未満の男の子がステージ上で上半身裸で汗をまきちらせながら踊るのは児童ポルノ
○エッチディー(ハードディスクらしい、笑)に入っている画像を、何回開いたかチェックして、故意かどうかを調べる(開いた回数を調べる方法は不明)
○(宮沢りえの写真集に対して)映画、出版物、大女優だろうと関係ない、今までの映画も本も写真も18歳以下のヌードなら全部捨てろ!!
 幸運にも16歳美少女児童と結婚したカメラ好きの貴方は、結婚当初のラブな時の写真を沢山撮影した。
しかし数年後、この女のあまりの我侭ぶりに我慢しきれず離婚することを決意。
貴方は、今までの撮った写真をHDの中に”うっかり”残していた。
(離婚したい相手のそんな写真、もう興味ないでしょ)
で、離婚告訴合戦になったんだが、妻はその写真の事を覚えており、警察にチクッとして家宅捜査。
めでたく、貴方のHDから新婚当時の妻の写真が発見される。
児童年齢の写真なので、貴方は自動的にアウト、嫉妬にかられた警察官によって即時タイーホされる。
勤務先からは解雇され、オマケに裁判に負けて財産は全て元妻の物、ってことになるわな。

ところで、この法案の本質的な問題はそういうチマチマしたところにあるんじゃないようだ。
まず、この法案提出者は元警察官僚。
で、やっぱりニ世議員です。

どうも始めに規制ありきで、この規制によって『性的犯罪者が減り、よって児童の保護が推進できる』のか、といった本来の趣旨についてはどうでもよく、警察が(国家権力と言い換えてもいいだろう)恣意的に逮捕出来る口実を造る為の法律としか思えない。

で、その他の推進団体の面々を見てみると、日本ユニセフとかソウカとかだったりだ。
ユニセフのアグネスなんてのはお飾りのマネキンだからどうでもいいんだが、ソウカは恐い。
何せ、国民主権なんてこれっぽっちも思ってなくて、本当のご主人様はただ一人であり、ご主人様の利益を実現する為に働くのが努めだと考えているような方々である。

この方々が何の為にこの法案を一所懸命推進しているのか?
児童保護とは聞いて呆れると思うのは俺だけだろうか。

この改正案、審議入りしたものの時間切れで廃案になりそうではあるが、こんなバカげた法案を提出する自民党はやっぱり一度野党になったほうがいいな。
それと、二世議員は親族と同じ県(最低限選挙区)からの立候補は禁止すべきだろう。


次回の選挙、特に茨城3区の人はよ~く考えて下され~。
あなた達の選択が日本の将来を変えると思ってもいいくらいになりそうだからね。
このことに関して、判り易いよーべつがあるんで参考に貼っておく。

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