2009年9月20日日曜日

Samruai 犬・猫 保護施設@ナコーンナーヨック

ちょっと前なんだが、個人で犬を1000匹も飼っている施設がTVで放送された。
それを見た犬好きの連れ、是非行きたいと言い出した。
犬しかいないとこ行ってどうすんだよって聞くと、犬の面倒が大変だからタンブンしてあげるんだとか。
車で行けば1時間くらいというので、まあそれなら遠くもないしいいかな、と同意。
しかし、タイ人の言うことを信じた俺はバカだった。

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ごらんの通り、場所はナコーンナーヨックの山中であり、バンコク都心部から約120kmある。
高速道もないのに、いや有ったとしてもこの距離を1時間で走れるわけがない。
おまけに途中で道に迷い、施設のサムルアイさんに何度も電話。
結局、2時間半ほどかかったのであった。

の門を登って行くと施設がある
たまたま、10月号のGダイにここの記事が出ていたので施設の詳しいことはそちらを読んでほしいが、ざっくりまとめると、20年ほど前にバンコクに住んでいたサムルアイおばさんは、捨てられた犬を育て始めてだんだん増え、近隣から迷惑がられて11年前にこの地に移ってきたのだとか。
有名になるにしたがって、ここに犬を捨てに来る人が増え、最近では猫も捨てに来るようになり、犬は1000匹・猫500匹(おそらく正確に数えたわけではないだろう)になってしまったとか。

端がサムルアイおばさん
施設の入り口に車を止めて外にでると、動物園のようなちょっと息を止めたくなるような臭いで満ちていた。
クラッとして立ち止まっていると、数十匹の犬が駆け寄ってくる。
いや~、ちょっとビビルよ。
でも、外にいる犬達は温和しい犬で、人間には噛み付かない事になっているらしい。
俺自身は犬は好きではないんだが、何故か犬には好かれてしまうようで、この時も俺の周りに犬が集まってきてしまった。

フェンスの先に犬が超沢山!!
何でオジサンの所に行くの?このバカ犬共。
と連れはぼやくんだが、まあ、人徳(犬徳か?)の違いだろう。笑。

犬が飼われている部分は広大。掃除も大変そうだ。
ここはお寺の敷地内なのだろう、世話を手伝っているお坊さんが居て、話しかけてきた。
『マージャーク プラテート アライ クラップ(どこの国から来たかな)』
『ポム マージャーク プラテート イープン クラップ(日本ですよ)』
『コンニチハ』
お坊さんがは日本語で言ってきたんだが、俺は慌ててしまい
『あっ、サイバイディー』(^^;)
とんちんかんなやりとりで場が和む
『日本人は初めて来たな』
ということで、お坊さんの記憶では俺が最初らしい。
まあ、その時は日本人は最初で最後になるんじゃないの、と思ったんだけどね。

子猫達
猫はゲージに入れられているんだが、こっちも公称500匹というだけあって、壮観な数である。
俺、犬にはまったく興味がないが、猫は嫌いではない。
チャトチャ当たりだったら高く売れそうな子猫ちゃん達が沢山(って、そっちかい)

『アナター、タンブンお金~~~』
『ホヘ、おいおいお前出さなきゃ意味ねえだろ』
『いいの、早く2000Bナ』トホホ。
やっぱりそうなるのね。

『アナタ、アナタ!ホレ、あれ、プアン(友達)いるよ♪』
何故か1匹だけ豚が飼われていた
同行の女性2人もバカ受け。
クー、深く傷ついたわ。(ウソ)

『さあ、もう金出したし帰ろ、帰ろ!』
『ねえ、ねえ、この近くに行きたいとこあるから、そこでお昼しましょ』

つづく。

2009年9月19日土曜日

亀井大臣誕生で市場が涙目

さすが東大出、頭が良い。
所謂、「モラトリアム法案」の発言である。

郵政金融大臣という何だか所轄範囲がよく解らない大臣なんだが、さっそく国民党時代からの異説を披瀝した。
この「モラトリアム法案」ちゃん、ざっくりに言うと、資金繰りに苦しんでいる中小企業や個人の返済を一時的に猶予しようというものらしい。
その方法は、貸し付けている銀行等金融機関が3年間に渡って減免するもので、それで金融機関が減収になり自己資本が足りなくなれば公的資金を入れればいいんだってさ。

いやはや、ムチャクチャ。笑うしかないわ。

ここまでするんじゃ、もはや資本主義ではないわな。
共産党も吃驚の政策だね。
マルクスも草葉の陰で泣いて喜んでいると思うわ。

ま、その発言を受けて銀行株が暴落。
ここまで暴落しては、なけなしの金を投資していた個人投資家(俺のことではないよ)は、涙目で損切りせざる負えないだろう。
その後、藤井財務相の否定発言で少し持ち直したのだが。

で、頭が良いというのは2点ある。
まず、モラトリアム法案を持ち出すことで銀行に睨みを効かした。
これで、郵政利権を取り戻すだけではなくて銀行・保険利権も得てしまおうという魂胆である。
ついでに、空売りを仕掛けることによって、応援してくれたアンダーな人達に利益を出させたこと。
亀井大臣が確信犯的に発言するんであるから、銀行株が暴落するのは簡単に予想が付く。
仕手筋と兄弟分の亀井大臣、選挙で世話になったお返し第一弾だったというのは穿った見方だろうか?
市場参加者は亀井大臣を風説の流布で訴えてもいいんじゃないかと思うなぁ。これ。

とにかく、このおっさんの言うことは注意しておく必要がある。
発言の裏の裏はアンダーグラウンドに繋がっているのだから。

2009年9月18日金曜日

甚右衛門@エスプラネード店

MBKにある日本式スパゲッティで評判の甚右衛門がエスプラネード(タイ発音はエスパナー)にも出来た。
地下1階のレストラン街、以前は魚昌があった場所かな。(いや、深い意味はないっす)

このタイ人カップルは随分長くメニューを見ていたが・・・
MBK店よりちょっと開放的なつくり。
入りやすい感じである。

ちょっとこの円柱はやり過ぎって気がするが。
家具の色遣いが多すぎてちょっと落ち着かないけど、エスパナーの客層ならこれぐらいがいいのかな?
なにはともあれ、取り敢えずビールを(^^;)

ビールはハイネケン・アサヒ・シンハの小瓶のみ 90B
ビール小瓶が90Bっつうのはレストラン価格で、スパゲッティの価格帯と合ってないと思うが、逆に考えると飲料で粗利を取って全体のバランスを計るっつうことかもしれんね。
ま、ビールなんか飲まなきゃいいわけであるが・・・・。

豚と野菜のキーマオ 85B(くらい)
ここんちのスパは50B代からあるんだけど、ちと見え張って85Bのものにした。(^^)
スパゲッティはちゃんと堅めで、辛さもキーマオというわりには抑えてあるので、ススッと食べられる。
麺の量がちょっと少な目なんだが、まあこの値段なら納得なんじゃないだろうか。
たらこスパとか200B前後するものもあるんだが、ここは150B以内のものでないと割安感ないので、そこまで出すんなら他の(たとえばマイポーチとか)店行ったほうがいいだろうね。

で、食後1階へ上るとおたくっぽい方々がわんさか。

ファランもいたりする
タミヤのタイ販売代理店?主催のRCカーレースみたいだ。
もくもくと部品を手入れして組み立てていた。

練習走行みたい
パイフで仕切った臨時コースをRCカーが激走。
俺、初めてみたんだが、これけっこう迫力あるね。

って、これ結構高いんだよね。
しかも平日の真っ昼間だぜ。これ。
一体、此奴ら普段は何やってるんだろうか。
すぐ外の暑い路上では、地方からの出稼ぎ屋台売りや物乞いがウロウロしているというのに・・・。

2009年9月17日木曜日

タイ人、足長いわ

なにげにGパンを較べてみた。
俺は、身長170cm 連れは160cmである。
連れのGパンは上ね(えっ、言われなくても解るって)
しか~し、連れのほうが足が長~~~~い。


連れ曰く


『あなた、体(胴体)長いから』


え~と、それ慰めてんの?




人種的に日本人が短足なんだよな。


しょうがないよな。DNAだし。


俺が特別短いわけじゃないよな。


・・・・・


・・かな (-_-)

2009年9月14日月曜日

ใสใจ

いつからだろう

こんなにも 暖かい気持ちは


僕の心は ずっと冷え切っていて

何も 感じることはなく

笑顔で話しているのも

流行の歌に涙してるのも

それは僕ではなくて


いつからだろう

こんなにも おだやかな気持ちは


僕の心は いつも苛立って

何も 悟ることもなく

電車で席を譲っているのも

ベットで愛を囁いている時も

それは僕ではなく


いつからだろう

こんなにも 明るい気持ちは


僕の心は 深く閉ざされ

何も 見ようとはせず

夏の海岸を 歩いている時も

泣いている肩を 支えている時も

それは僕ではなくて


いつからだろう

僕でない 僕ばかり


でも ここには 君がいる

君といる 僕がいる

君は 信じられないくらい明るくて

僕の心は 焼き切れた


いつか 僕が僕になるまで・・・・

The Royal Golf & Country Club

タイに居ても昼間は暇なのである。
というのも昼間は暑くて出かけるのが面倒だし、マッサージなんかも厭きて出かける所が無い。
ところがゴルフなら出かけられるんである。笑。
華美ではないが堂々としたクラブハウス
で、休暇でタイに来た某方面では有名なneguro氏と、タイでロングステイをしながら婚活ブログを展開しているO氏と3人でゴルフとなった。


ぶつぶつ言う連れに予約させたロイヤルゴルフ場は、バンコクからだとスワンナ空港の少し先にあり、俺のところからは40分程で到着出来る。
なんでも、日本人の宮澤長平民氏の設計だとかで、クラブハウスは日本的な部分が色濃い。
ロッカーなんかマンマ日本みたい。そちこちに日本語もあるしWWW
10時過ぎにスタート。
遅いのか、客がいないのか後続組は居ないようだ。
お陰で伸び伸び(のんびりかな)とプレイで、気持ちがいい。
が、この日は薄曇りであったが暑いのである。
一流企業在籍のneguro氏。スタート前にコースチェックも怠りない?
ここはカートを借りなくてもいいんだが、カート借りて正解。
海に近いせいか、湿気が多いせいもあるんだろう。
日陰でジッとしていても汗が噴き出してくる。
おちゃらけているのが俺、左がいつもクールなO氏。
暑くて集中力が切れかかってるんだが(えっ、いつもだって?)、半年振りのゴルフの割にはスコアがまとまってご機嫌である。
で、もう9ホールをやりませんかと、自己中な誘いをしたところ、お二人は今一のスコア(といっても俺より良いんであるが)で不完全燃焼だったらしく、OKとのこと。
下:グンチューナンプラー(生エビのナンプラーソース)
上:パップンファイディーン(空芯菜炒め)
キャディも昼食ということで、我々もレストランで軽く食事をしようということになった。
が、そこは食いしん坊の俺がいるんでやっぱりガッツリになってしまう。笑。
右:店のお薦めヌアヤーン(牛焼き肉)
左:俺のメイン・冷やしうどん
このレストラン、SCなんかに日本食レストランを出している『SAKURA』が運営。
初めて食べたんだが、意外に旨かった。
普通に日本食。
値段も特別高い訳でもなし、良かったんであるが、お陰で生ビールをゴクゴクと、(^^;)


ま、そんな状態であるので追加のハーフラウンドは・・・聞かないで!笑。


ゴルフ場は芝の状態がよく、管理も行き届いており、キャディもそこそこ教育がなされている。
これで4,200B(1.5RしてGFとカート・昼食・キャディチップ込み)は、そんなに高くはないよね?
若くてかわいいキャディが沢山いるので皆さん来てね♪
曜日によってはスポーツディだのなんだのプロモーションもあるので、かなり安く回れそうである。

まあ、プロモーションの日は混んでるかもしれないんで、ゆったり回るなら今日みたいなほうがいいかもしれないけどね。

Oさん、neguroさん、これに懲りずにまた行きましょうね。
(あ、そうそう、2日後neguro氏とはフェニックス行ったので、後日書きます)

2009年9月12日土曜日

Zeist(ザイスト)@スクンビットソイ19

Zeist。タイ人オーナーシェフのイタリアンで美味しいと評判みたいなので行ってみた。

最寄り駅は、BTSアソーク(1番出口)かMRTスクンビット(3番出口)
スクンビット通りのウエスティングランドホテル角(スクンビットソイ19)を右折して、500m程先の左側、セブンイレブンがある建物の3階にある。
目立つ看板がある
セブンの店舗横通路を入っていくと階段脇にEVがあるのでそれで3階へ。
俺は、このEVを見落として階段を上ってしまったけどね。
紹介記事がベタベタの入り口。ちょっとウザイ(-_-)
入ってみると意外に広い店である。
しかし、12時少し前だったんだが他に客が居ない(結局、俺が食べている間来店客なし)
広い店内貸し切り~(ちと寂しい)
ランチは350B(+サービスチャージ10%)でサラダバーとパスタ、ピザはALL YOU CAN EAT。これに本日のスープにメインとコーヒーか紅茶。さらにデザートもビュッフェ。
サラダバー1皿目
まずは葉物野菜をがっつりと。チーズは2種類しかないけどどちらも旨い。
サラダバー2皿目~(^^)/
サーモンが出てきたので、思わず2皿目を、サーモンは超薄切りだったがそこそこ旨い。
本日のスープ
まあ、ありきたりのパンプキンスープです。
でも、俺の好きなスープなんで飲み干し~、しかしこの時点でかなりお腹が膨れてきた。
パスタ1皿目
パスタは数種類から選択し、さらにソースも数種類から選ぶことができるので組み合わせに迷うのだが、まずは定番のスパゲティペペロンチーノで。
麺はちゃんとアルデンテ、ちと塩辛いが十分合格点。
パスタ2皿目~(^^)/
店員がもう一皿どうだって聞いてきたんで、思わず頼んでしまった。(^^;)
エンジェルヘアにトマトソース。
タイでは高価なルッコラが山盛り(まあ、サラダバーにもあるんだが)
これも結構旨かった。
ハムのピザ
外にピザ釜があって、専属のコックが焼いているけっこう本格的なピザ。
生地はクリスビータイプでチーズがたっぷり乗っていて旨い。
俺的には、バジリコより上だと思う。
ただ、大きいのよこれが。一人でだったらこのピザ1枚で十分お腹一杯になる。
イン料理 ラムチョップ
メインも数種類あるなかから選択するシステム。
他店では、ランチビュフェでは見かけないラムがあったのでチョイス。
焼き加減も聞いてきます。
ラムなのでミディアムで頼んだんだが、ちょうどいい加減で出てきた。
この価格のランチセットなんで大きな期待はしてなかったんだが、柔らかくてジューシー。
これ、ヘタなイタリアンなら500Bはするんじゃないかなぁ。
付け合わせのキノコとマッシュポテトもいける。
最後にコーヒーとデザートビュッフェもあるんだが、デザートまではとても余裕がない。
ピザも殆ど食べきれずテイクアウトした。
次回はパスタは1
皿にしておこう(^^)


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2009年9月11日金曜日

国民新党は何様だよ

民主党との連立協議で、国民新党は亀を総務相にしろと息巻いているらしい。
国民は民主党政権を選んだんであって、国民新党なんて知らへんわ。
第一、国民新党(社民党もだが)は議席を減らしているじゃないか。

これは自民党と同じで、国民の支持は得られてないということではないのか。
それなのに総務相だと!
身をわきまえよ。
って隣の爺さんが言ってるぞ。笑。

総務相といえば郵政事業を所轄しているんで、郵政民営化法案見直しの急先鋒の亀ちゃんとしてはここで実績上げたいんだろうし、民主党も公約で見直しを掲げているわけだから利害は一致している。
しかし、旧郵政省を民営化したのは、郵便事業の万年赤字垂れ流し体質と簡保の無駄遣い、さらに郵貯や簡保で集められた膨大な金が財投として無駄に使われていて、元本さえ毀損する状態だったことを止める為だったハズ。

郵政事業のどれをとっても民間が替われないものは無く、もう官営として運営していく役割は終わったのだ。
ここでまた時間を巻き戻すなんてことをしている余裕なんか日本にはないのではないか。

で、ここまで書いてきて、もしかして民主党は亀を生け贄にするつもりかもしれないなと。
つまり、今更、官営事業には戻せないことは民主党側は十分承知している。
過去の経緯や支持団体との関係で一応”民営化の見直し”ってマニフェストには書き込んだんだが、出来っこない。
だから、わざと亀にやらせて失敗させ、責任とらせて民営化の見直しは一部に留める。
で、来年の参議院選ではその影響で国民新党の議席は消滅~。
それくらいのことはオザワンなら考えそうだよな。
うん、うん。きっとそうに違いない。m(_ _)m

2009年9月9日水曜日

温室効果ガスを平成2年に比べて25%削減

と、鳩ぽっぽが鳴いているんだが、それにしても産経のケチの付け方はちょっと大人げない。

なかなかご立派な宣言ではある。1週間後に首相のイスに座る民主党の鳩山由紀夫代表は、平成32(2020)年に温室効果ガスを平成2年に比べて25%削減すると大見えを切った。現政府案とはえらく違うが、将来の予行演習なのだろう。公明党の環境相が歓迎するおまけまでついた。
と始まり、なんやかやと書き連ねてる。
じゃ、現政府案に賛成なのかいっていうとそれも違うようだし、産経としてのスタンスはなんら明らかにせず批判ばかりである。

批判なら猿でも出来るっちゅうの。
まあ、産経はこういうスタンスでつっこみどころ満載なんで面白いっちゃぁ、面白いんだが。

ただ、産経はネット経由でその日の朝刊がまるごと読めるサービスがあり感謝している。
タイでは読売・日経が朝刊を発行していて、契約すれば日本と同じように毎朝宅配可能だ。
しかし、ちょっとお高いのだ。
その点、この産経のサービスはネットにさえ繋げば無料で読むことが出来るので有り難い。

さて、今日はこの民主党案の25%削減について、産経では一般家庭の負担増が『1世帯650万円の負担増』なんて書かれていたりするんだが、それについて真面目に反論しておきたい。

まず、これは一般家庭が”現時点での技術とコストに基づいた”削減対策をした場合の”導入”コスト負担である。
たとえば『太陽光発電設備:費用185万円』であるが、今年も国で補助金を出しており実質負担金は160万円である。
(650万増は185万円で計算している)
しかしながら、今後は量産化や発電効率向上といった技術の進化で設置コストが下がっていくことは間違いない。
それと、太陽光発電分は電力会社に買い取らせているので、その売電分を差し引くと季節によっては電気代が掛からない月も出てくる。
かなりざっくり目に計算すると、現時点での導入コストでも約25年で元がとれるのだ。
つまり、実質的負担はゼロと計算してもいいんではないか。

次に『次世代自動車:40万~300万』となっており、これはハイブリット車と通常のガソリンエンジン車の価格差であろう。
40万円増はシビックハイブリッドクラス、300万円増はレクサスLSハイブリットクラス、てな訳である。
で、この650万円負担増はレクサスの300万円増で計算しているのだ。
レクサス買おうっていうのが、一般家庭かよ。おい。

ほれ、もうこれだけで420万円分の負担増は怪しい訳で、その他の項目も似たり寄ったりで、こんな程度の論拠に一々反論するのもバカバカしい訳である。
そんな訳、家庭部門では導入コストとその後運用で削減されるコストを比較すれば、金額的にはとんとん近くになってくる。

まさに、批判の為に捏造したといってもいいような記事である。
こんな記事を堂々と書きつづっている産経って、そっちのほうが無駄にCO2使ってるんじゃないかねェ。
新聞業界は押し紙やめろ~!(おっと、話がずれた、笑)

それから、矛盾した政策だとしてよく引き合いに出される『高速道路無料化』と『自動車税の減税』がある。
景気対策で土日の高速料金を千円定額にしただけで交通量が増えた。無料にしたらもっと増えてCO2も増えるんじゃないかと。
自動車税の減税も自動車が増えるんだからCO2も増えるだろうと。

たしかに導入当初は一時的に増加するだろう。
しかし、日本は人口減社会なんである。
そして年寄りはだんだん車を運転しなくなり、若者はあまり車に興味がない。
ほうっておいても交通量は少なくなるのではないか。

また、一般道の渋滞が少なくなればCO2と有害排気物質が削減される効果もあるし、流通コストが下がるので商品の値段も安くなる。
また、地方分権とセットで政策を進めていけば高速道路が無料なので東京一極集中が緩和されやすくなり、分散型国土が形成され地産地消が進み、結果物資の移動が少なくなるんで、CO2も削減される。(ちょっと先走り?笑)

ただ、俺は無料化には反対なんだよね。せっかく民営化したのにまた公営に戻してしまえば、官僚の利権を増やすだけになるだろうからね。

で、一番こまったちゃんはやっぱり企業部門なんだろう。
特に電力・製造業部門は、今までにも相当の投資をしてCO2の削減をしている。
更にこれから30%も削減するというのは不可能って、じゃぁ海外へ移転するかっちゅうことにもなりかねない。
これ、地球的にみれば意味のない話になってしまうわけで、そういった点では日本だけが独自に高い基準を設けてもしょうがないですね。

ただ、こういった高いハードルがないと技術的ブレークというのはなかなか出てこないので、まあ、10年後も鳩ぽっぽではないので、とりあえず言ったもんの勝ちで政策を進めるっつのも有りではないかと思う。
技術的には『常温核変換』や『燃料電池』といった、大きくブレークスルーしそうなものはあるわけで、そういったものに資金を振り当てつつ、低炭素社会を目指していけばいいんではないだろうか。

*しかし、産経も大きく出たよね~。
 先の【産経妙】だが、最後に
鳩山新首相が米中両国を説得し、かつ画期的な新技術が開発されて、目標を達成する可能性はゼロではない。そのときは小欄も「へ、へー」と音羽の鳩山御殿で平伏するつもりでいる。
なんて書いてあるけど、0年後に産経ってあんのかよ。(^^;)
まず、それを心配しろってェの。

2009年9月7日月曜日

追突事故でも自己責任?

オヤジ3人組でパタヤから帰ってきて、高速道路のプルンチット出口へ下りようと左側を走っていた。
ここの出口、走ったことある人は危ない構造なのはご存じだとおもうのだが、出口分岐直前は登り坂から下り坂になっていて、見通しが良くないのである。
この日も、頂上から下ってすぐ先で渋滞していた。
そんな訳で、俺はちょっと慌て目にブレーキを掛けたんだが、さっきから後ろの車が車間距離詰めて来ていたので心配でバックミラー見たら、案の定、止まれそうにない。
右側に逃げようとハンドルを切ったのだが、右側車線は車が途切れない。

キュ~~ッ、ガッチャ~~~ン。

はい、追突~~~ (-_-)

車は押されて前進したんだが、幸いハンドルを切っていたお陰で前の車とはタッチの差でぶつからずに済んだ。
派手な音と衝撃はあったが、元々スピードが出てなかったせいか、皆身体的には問題なかったのでホッとしたのではあるが、俺は精神的にはかなり放心していた。
というのも、連れが命の次に大事だと言って憚らない車であったからだ。(コワイヨー)

車を降りてバンパーを確認すると、少し傷があるくらいであったが、バンパーを止めているネジが一カ所飛んでしまって口が開いている。
どうしたものかと思案していると、後ろの車から運転手が降りてきた。
若い女である。
ハイソーらしい。
『高速道路なのに、なんで止まるのよ!』
と喚いて再び車に乗り込み、電話を掛けだした。
何なんだ、この女は(>_<)

しばらく待っていたがズ~と電話している。
後ろは大渋滞である(-_-)
埒が開かないので、俺は連れに電話をし女と話しをさせた。
結局、高速降りたすぐ側のガソリンスタンドで保険屋が来るのを待つことになった。
20分程待っていると保険屋がバイクで登場。
しばらくして連れもモタサイでやってきた。
TVのCMみたいに颯爽と保険屋が現れた。スゲェ(^^)
結論としては、追突なので相手の保険で直すことになったようだ。
書類にサインすると女は早々に立ち去ってしまった。
その間、女はこちらには謝るどころか一言も話してこない。

後で連れが言うには
『あなた達はキタナイ格好で、キタナイ髭面していたから怖かったんだって。日本人と言ったら信じられないと吃驚していたよ。彼女、夕方の便でアメリカへ仕入れに行くから急いでいたんだって。話し方も綺麗でハイソーだったわよ』
『なにがハイソーだ。汚ったない英語使ってたんだぜ。それに車も古いし保険も安いグレードのものじゃん』
『アナタ、保険なんて入っていただけ運がよかったのよ。車が良くても無保険で走っている車は沢山あるのよ。そんな車にぶつけられたら直してもらえないのよ』
まあ、その後さんざん文句を言われたのであるがそれは割愛する(^^;)

翌日、さっそく修理工場へ持ち込んだ。
思ったより大きい板金工場である
俺は、バンパー交換だろうと思っていたら、バンパー外して板金修理するので、4日後にまた来て欲しいと言う。
タイには代車という制度は無いようで、バンパー外したまま帰れと言うことらしい。
(日本なら一発で警察に捕まるだろうが)
もちろん車を置いていってもいいんだが、そっちのほうがもっと心配だと連れが言うので、仕方なくバンパーが無い状態で帰宅。
バンパーってバーナーで炙って直すんかよ。
3日後、修理工場から電話があり修理が終わったという。
(タイでも、予定より早く終わることもあるんだね。)
再び車を持ち込むと、バンパーを取り付けて最終調整して完了。

今回、修理費用は掛からなかったんだが、取り替えではないので下取り査定には響くんではないかと思う。
また、車を仕事に使っているとしたらその間の保証とかも無いようなのである。
相手の車がほとんど無傷だったこともあり、なんか余計にやられ損みたいな感じである。
交換したみたいに綺麗ではある。っちゅうか前は傷だらけだったからね。

っつうことで、タイでは、事故を起こすのは当然ダメだけど、遭遇してもダメってお話でした。

花子@スクンビットソイ19

『花子』
なんでもタイ人ママがオーナーで従業員もタイ人だけだとか。
一人で行くとカウンター席に案内され、カウンター内のウエイトレスが話し相手になってくれるという居酒屋で、最近増えてきた形式の先駆けみたいな店らしい。
料理も美味しいとかで、かねてから興味はあったんだが、今回は知り合いの知り合いがここで働いていると聞いたので、直撃してみた。(^^;)


場所はBTSトンロー駅から徒歩で3分くらいだろうか。
少し解りにくい立地だ。
他の方のブログ等を見ると、いつも混んでいるとか書いてあったのだが、この日はカウンターには誰もおらず、ちょっと寂しい感じ。


メニューは普通の居酒屋的であるが、本日のお奨めの一つに『中トロの刺身 720B』とかあったのにはびっくらした。
その他のメニューも日本の居酒屋レベルの価格である。
上:水菜のサラダ 80B
下:烏賊にんにく醤油焼き 130B位
サラダはシャキシャキしており、ドレッシングがなかなか旨い。
烏賊はちょっと堅いかな。
サバの塩焼き 120B位
サバは水っぽい。脂身が少ないのでタイ近海ものだろうか。
焼き加減はいいのだけど、塩加減が少なすぎで醤油を掛けても物足りない。
あと、大根おろしが堅く絞ってありすぎでパサパサ。味が抜けきっていた。
焼き鳥の塩 90B位
肉自体はなかなか旨いが、やっぱり塩が足りない。
この店は減塩がテーマかな?
天丼 150B
天ぷらは、エビ2尾とナス、サツマイモでご飯が少ない。
まあ、価格から考えるとこんなものだろう。


これにハイネケン大2本で、合計990B。


ちょっと頼みすぎではあるが、料理のレベルからしたら単価は高めだと感じた。
担当のウエイトレスはそこそこ気を遣ってはくれるのだが、俺がキモイからか会話もさして弾まず(もっとも弾みたくもなかったレベルではあるが)で、付加価値はあまり感じられずであるしね。


それと、残念ながらお目当てのウエイトレスは見あたらず、名前も失念であったので尋ねることもできなかった為会うことは出来なかった。


しかし、この店”同伴”の客が異常に多い。
タニヤの『酒の店』並みであったのには驚いた。よ。