2009年3月30日月曜日

タイ料理 プイ@東京メトロ東西線 木場駅

タイ現地でも、カオマンガイ(ข้าว มัน ไก่ 米・丸い・鶏)の旨い店は、まず専門店である。
当然、あれもこれもある日本のタイ料理店で旨いカオマンガイに出会える確立は低い。
また、タイ現地ではカオマンガイ用に育てられている鶏の品種があるとかで、この仕入れが出来る店かどうかでも差が出てくるらしい。(まあ、連れ合いが言ってることだから、確証はないけどね)


ところが1年半程前、愛読している エスニカンさんのブログ で木場にカオマンガイ専門店が出来たことを知った。
これは行かねばと思いつつ、まったく用事のない方面なのでなかなか行けずにいた。
そんなある日の午後、突然思いたってケップ氏にメールすると「いぐいぐ、すぐ行く」みたいな返信。
持つべきものは暇な友人である。笑。


そこで、満を持してディナー営業開始の18時に訪れた次第。
店に着くと、まだ明かりが灯ってないような状態であったが、入れてもらえた。
噂通り、奥さんの対応はやさしい。
まずはビヤチャーンで乾杯してからツマミを数点注文。

ヤムムーヤーン(豚肉のサラダ) 1,280円
ヤムムーヤーンはコー・ムー・ヤーン(喉・豚・焼き)のヤム(混ぜる)。
これ、サラダと訳してあるだけあって、生野菜もたっぷり。タイ現地では葉物野菜は高価なのであまり入っておらず、サラダというのは間違っているんじゃないかと思うが、ここのはまさにサラダ。
ちいさい粒粒が解るだろうか?
カオクアというもち米を煎ったものがトッピングされており、これがまたいい感じの食感。
高級タイ料理店に匹敵する旨さに俺もケップ氏もビールが進む進む。
パネーンムー(豚肉の辛口ココナッツソース炒め) 1,180円
次に出てきたのは、見た目はちょっとなんだが、甘辛でなんとも言えない旨さの一品。
あまり辛くないので思ったより食べやすい。
ビールも2本飲むと腹に貯まるので、ここでメコンに切り替え。
まあ、2人だしと小さいボトル(¥2,000)を注文。
イワシのトムセーブ(イワシのトマト煮) 1,280円
スープもってことで、トムヤムじゃぁつまらないからトム・セープ(煮る・旨い)を。
しかし、これ失敗かな~。
旨いんだけど、タイ料理っていう感じしないんだよね。
トマト味が強くて~、イタリアン?みたいな。
ま、完食はしたんだけど。
カオマンガイ 1,100円
最後にお待ちかねのカオマンガイ。
写真撮る前に少し食べてしまったので、あまり綺麗じゃないけど~。
ご飯の色がかなり茶色いのが写真で解るだろうか?
スープが染み込んでいるのだが、見た目通りで、味も濃く少し脂っぽい。
タイ現地のものはもう少し薄い色で、かつご飯には殆ど味がないのが普通だ。
また、タレもニンニクや唐辛子も入っておらず、カオマンガイはタレが命!って思っている俺にとってはちょっと期待はずれ。
(これは言えば入れてくれるみたいだが、後述の理由でいい難かった)
明らかにタイデフォルトではなく、プイオリジナルというか日本人仕様のカオマンガイと言っていいだろう。
鶏肉に関しても、やはり仕込みから時間が経ってると思わせる、幾分水分が少なくなった感じの食感。
おそらくはランチ時間に食べていれば、感想は違ったものになっただろうと思うのだが・・・・。
厨房の中のご主人と奥さん(フェイクの鶏が微妙・・・)
この日は、俺たちが入ってからすぐに満席に近い状態に。
時折、小雨が降るような天候なのに、ここまで入っているのは人気店の証だろう。
そのせいか、2人共すごく忙しそうにしている。
しかし、もっとも気になったのは、俺たちが居る間中、ご主人が一言も喋らなかったことだ。
奥さんも心なしか影があるような・・・・・・。
夫婦喧嘩でもしたんじゃネ、と勘繰ってしまうくらいで、どうなんだろうか、あれがデフォな感じなのだろうか。
それとも疲れているのか?
ま、そういうことでちょっと細かいことは頼み難かったりしたのであった。

メコンのボトルが空いてしまい、さてもう少し飲みたいねと話していたら「すいません、9時で終わりなんです~」と奥さん。
へっ、ウソ~。
ということで、夜は3時間しか営業しないので、くれぐれも飲んだくれないように。笑。

結局、飲み足りないオヤジーズはその後御徒町まで行き、終電まで飲んだとさ。
これじゃぁ、痩せる訳ネエよな。はは。


参照:食べログでのプイのページ   

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

 確かに、カオマンガイのタレは大事ですよね。基本的にとりに味があまりないので、タレでお店が自己主張しますもんね。私はショウガのキツイ店が好きです!

 楽しそうですね!今度は是非、誘ってください。

 おこ

ジン さんのコメント...

了解です。

でも、本当にイレギュラーなんですよ。俺の連絡って。
根回し無しですから。

んっ、でもおこさんは当分は飲みに行けませんよね。

では、5日お会いしましょう。