2009年7月18日土曜日

カイワットヤイ 3

タイ、新型インフルエンザの蔓延がますます酷くなり、罹患患者も地方のとんでもない田舎でも発生しだした。
まあ、今までは地方の病院だと新型インフルエンザなんて診断出来ないので判らなかっただけかもしれないが。
新型インフルエンザのニュースを伝えるアナウンサー
そんなこんなで、このクソ暑いタイでもマスクが大流行。
タクシーの運転手までがマスク着用している。
しかし、アナウンサーを見ていると、どこまで真剣なんだがどうだか判らないのがタイのいいところ。
まあ、マスクではウイルスを防ぐことは出来ないから気休めみたいなものではあるが。
色んなデザインのマスクが発売されているらしい。

連れの知人に、保母をやっているTという女性がいる。
Tは、4日前、カイワットヤイタマダー(普通のインフルエンザ)に罹り欠勤した。
まあ、症状は重くないので大きなマスクして出歩いていた。
で、たまたま出会った児童に『カイワットヤイ・ソンパンガウ(タイでは『インフルエンザ・2009』と呼んでいる)なの~』と冗談で話したらしい。
豚の鼻が付いたマスク。ちょっとやり過ぎだろ。
が、相手は年端もいかない子供。
冗談が通るはずもなく、それを伝え聞いた母親が心配して病院へ連れていった。
当の子供は何でもないんだけどね。
で、病院はびっくりして保険局に連絡。
早々、保険局が保育所にやってきて消毒する騒ぎになったとか。
タイでもやるときはやるね~。笑。
事務所でも消毒してから業務(意味あるのかね?)
しかし、元はと言えば件の女性の冗談な訳で、おかげで保育園は閉鎖。
子供を預ける事が出来く仕事へ行けない親からは苦情が寄せられ、さらには日払いで預かかっている幼児の収入が無くなり、園長は激怒。
Tの携帯に何度も怒りの電話があるのだとか。
ファッションショーのモデルもマスク着用
っちゅうことで、今のタイ、相当神経質になってるんで、インフルエンザの話題で冗談を言うのは止めたほうがいいですね。

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