2009年4月8日水曜日

ANA成田発~バンコク行 Cクラス

俺は、スターアライアンスでマイルを貯めているので、タイに渡航する場合は全日空(ANA)を使うことが多い。
先日、スマートeチェックインを済ませてあったので自動チェックイン機で搭乗券を発券しようとしたんだが、”発券できないのでチェックインカウンターへ行け”みたいな表示が出る。
変だなぁと思いながら通常のチェックインカウンターに行き、eチケットを差し出すと、係りの女性が端末を操作し始めた。
いつもより長く操作しているなぁと思ったら、「今日はエコノミーが大変込み合っております。ビジネス席をご用意いたしますがよろしいでしょうか?」と言うではないか。
そうりゃぁ、よろしいでんがなぁ。ははは。

マイル平会員且つエコ割チケットでもアップグレードしてもらえるとは思わなかった。
エコノミー席がオーバーブッキングしていたんだろうけど、プレミアムエコノミー席がある機材だったので、ビジネスにアップされたのはタイミングもよかったんだろう。
ビジネスなので席は広くてリクライニングも効き、快適なのはどこの航空会社でも同じようなものだが、ANAは食事が他航空会社より旨い上に、焼酎や日本酒のラインナップがあるのが良い。

搭乗してのウエルカムドリンクサービスは無いのだが、離陸してベルトサインが消えるとすぐ飲料のサービスが始まる。
呑み助の俺は、エコノミーでは提供されないシャンパンを頼む。
おつまみにあられが配られる。
エコノミーでもあられが配られるんだが、ビジネスのあられは別物。
このあられ、ちょっとしょぼい気がしないでもないがシャンパンに合う。
喉が渇いていたこともありあっさりと1杯を空けてお代わり。
2杯目を飲み終わると、あられも無くなった。
キャビンアテンダント(CA)が「お代わりは如何ですか」と目ざとく訊いてきたので、今度は芋焼酎の「川越」を頼んだ。
あられもどうですかっていうので一緒にもらったので、焼酎も同じく2杯飲む。
だいぶ酔っ払ってきた頃、食事が運ばれてきた。
和食と洋食を前もって選ぶのだが、今回の和食はメインが「鱈の煮付け」
魚の煮付けは好きじゃないので洋食をチョイス。
前菜
『サーモンのマリネ黒胡椒風味
小海老のカクテルライム添え
帆立貝のグリル柚子胡椒風味』
まあサーモンはありきたりなんだが、マリネの味付けが程よくて旨い。
海老はプリッとしていて新鮮なものを使っている印象。
そして帆立貝のグリルなんだが、これはけっこうヒット。火を入れすぎると硬くなるのだが、絶妙ともいえる火加減。機上でこれだけのものが出せるとは。
パンも数種類の中から選べる。
とりあえず2個もらい、白ワインを注いでもらう。
結局、前菜で白ワインを2杯飲んでしまった。
メイン
『子牛のメダイヨンポルチーニ茸ソース』
洋食のメインは魚も選べるのだが、赤ワインが飲みたいので肉を選ぶ。
子牛は小ぶりだけど2枚あり、ボリューム的には十分。
味もまあまあかなぁ。
付け合せの野菜類は再加熱したものなので、それなり~。こればっかりはしょうがない。
赤ワインの後ろに見えるのが「ドゥ・セーベル産エシレバター」というしろものなんだが、これが旨いんだなぁ。このバターだけでパンが幾らでも食べられる。
で、これを肉に少し付けて食べるとぐ~んとレベルアップした味になる。
タイでは美味しいバターがなかなかないのでこれは嬉しい。
デザートとチーズ
デザートとチーズは小皿にセットされたものが何種類かあり、自由にチョイスできる。
チーズで更に赤ワインを飲む。よく覚えてないけど3杯は飲んだんじゃないかと、汗。
最後にコーヒーとデザート。
まあ、普通のケーキ屋レベルですかね。
でも、タイのケーキはどれもしょぼいので、ケーキ好きの俺にとっては嬉しい。
コーヒーも濃い味で俺好み。
(これはエコノミーと同じものかな?エコノミーのコーヒーも旨い。)
MARTELL VSOP
「ワインのお代わりをお持ちしましょうか」とCA。
さすがANAのビジネスクラス、何度でも訊いてくる。
そうなると何か頼みたくなるのが人情、笑。
で、最後にマーテルを。
チョコも勧められるままに2個もらう。
このチョコも旨い。マーテルに合う。
っつうか、一体どれだけ飲むんだか。
ああ、貧乏人は恥ずかしーい、はは。
*広いスワンナ空港のバゲッジクレームでこんな立て看板出しているのはANAだけ。
遠くからでも見えるのでこれは嬉しいサービスですね。
あと、ライン出口で流れて出てくる荷物を捌く人も配置していてるのもANAだけ(?)まあ、あまり必要ないっちゃないけど、”タイでこういうこと出来る”ってのが素晴らしいと素直に思ってしまうんですよ。これが、はははは。

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