2009年4月4日土曜日

マヨンチップ

バンコクは現在、凄い稲光を伴う雷と共に激しく雨が降っている。コワイヨ-。
昨夜も同様で、その為頻繁に停電になっている。
この時期、こんなに雨が降ることは珍しいらしいのだけどね。
きっとポセイドンが怒っているんだろうなぁ(謎)

さて、今日はタイのおいし~いフルーツ(ボンラマーイ)『マヨンチップ』の紹介っす。
『マヨンチップ』
大きさも形もビワに似ている。
色はビワより濃いオレンジ色で、実は張りがあり見かけよりもずっしりとした重みがある。
【マヨンチップと味も形も同じなんだが、実の大きさが7割くらいのものがあり、こちらはマプラーン(มะปราง)というらしく、和名がありアカタネノキと言う。
マプラーンの値段はマヨンチップより安くなるものの、甘みも旨みも一段下で且つ種は同じくらい大きいので食べられる実の部分が少ない。買うときは大きさを確認したほうがいい。
*もしかしたらマプラーンの品種改良されたものをマヨンチップというかも知れない】
皮はビワとは違い、薄くそのまま食べられるらしいが、農薬の心配があるので皮を剥いて食べたほうがいいだろう。
真ん中に大きな種があるので、それを取り除くと上写真のようになる。
身も皮と同じ綺麗なオレンジ色で、味は少し酸味が感じられるけど爽やかな甘さでジューシー。
冷やして食べると更に夏らしい感じがする味で、フルーツがあまり好きではない俺もこれだけは大変気に入っている。

ただ、残念なのは1月末頃から4月中旬頃迄しか無いのだ。
2月中旬頃に出廻るものが一番美味しくて、値段も安い。
安いといってもタイ国内で採れるボンラマーイの中では格別に高くて、安い時でも1Kg180B前後である。

この時期、バンコクから郊外に出ると道沿いで直売している。
一段高く置かれているのがマヨンチップ、下にあるのがマプラーン
マヨンチップは桃同様に痛みやすいので、出荷するものはまだ熟していないものになる。
しかし、直売しているものは木で熟させているものを売っているので別物と思えるくらい旨い。
直売されているものを一度食べてほしいのだが、まあこれは少し遠いので大変だ。
おいしいマプラーンを手に入れるなら、あっちこっちにある市場(タラート)のフルーツを専門に扱っているところで買って欲しい。
スーパーのものはあまり美味しくないからね。

時期的にはもう終わりかけなのだが、在タイしている方でまだ食べてない方は是非食べてみて欲しいフルーツである。

3 件のコメント:

さくらぎちょう さんのコメント...

そうそう、バンコク郊外の道端で売っているものが、とっても旨い。
家で作っている無農薬のものをもらったい、皮ごとがぶりがなかなかやめられませんね。

旨い割には、日本人の間ではあまり知られていない果物ですね。

ジン さんのコメント...

無農薬を貰えるなんて羨ましい。

俺は日本の農家の農薬漬けを見ているので、ましてタイではと思ってしまうんですよね。

さくらぎちょう さんのコメント...

バンコクの郊外では、若い人は農園で働かない。で、お年寄りが農園をみているのだが、土地をちょこっと売れば大金がはいってくる。そんなわけで、自分が食べるとか知人にわける分くらいしかつくらない。
そんなわけで、農園主とちょっと知り合いになると、無農薬果物食べ放題ですよ。